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「ちょっと一息 坊農写真館」へご来館くださり、誠にありがとうございます。
第36回の「坊農写真館」をオープンいたします。
今回は、今年、令和2年の新春から夏に至る季節の移ろいをお届け致します。
3月以降は新型コロナ感染拡大で外出自粛もあり、
鶴見緑地などの近場に時折出掛けての撮影となり満足のいくものではありませんが、
ごゆっくりご覧くだされば幸いです。

写真館のご感想・ご意見は、こちらまでお寄せください。
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bouno@lime.plala.or.jp
※写真をクリックすると、拡大写真をご覧になることができます。
1.中山寺へ初詣

 年明けの3日、初詣のつもりで「中山寺」へ行ってきました。今までは高齢者の参拝が多いと聞いていましたので、なんとなく敬遠していたのすが、行ってみて若い人が多いのに驚きました。
 老若男女の様々な人が初詣に来ており、中山寺の人気?を今更ながらに感じました。聞くところによると、ここは安産の祈願所でもあり、妊娠した女性が安産するとお礼参りに来て、その娘がまた妊娠すると祈願にお詣りし、安産するとお礼参りし、またその娘が妊娠して祈願のお詣りすると云う、親子三代が揃ってお詣りに来る家族もあるようです。
 その為、最近になって一部でエスカレーターを取り付けた処もありました。ここは「安産祈願」だけでなく、「戎・大黒」など福の神もお祀りしてあるので、初詣には最適の「神社仏閣」であると思いました。

2.石切神社へ初詣
 正月11日、生駒山麓に祀られ、多くの人達に慕われている「石切神社」へお詣りに行ってきました。
 ここは、いろいろな「できもの」を治して下さる神様として古くから親しまれ、たくさんの人達がお詣りしていました。特に初詣には近隣からたくさん人達がお詣りに訪れ、毎年参道には長い行列ができます。
 また、近鉄「石切駅」から下りながらの参道には、珍しい物を売るお店がたくさん並んでいて、見て回るだけでも楽しい商店街です。
 途中には大きな「石切大仏」が祀られていました。「石切神社」は正確には「石切剣神社」と云いますが、山門の屋根にキラキラ光る「剣」が取り付けられていることを知りました。今年の大きな「絵馬」が山門の正面に飾られていました。
3.京の冬の旅/泉涌寺雲龍院と今熊野観音堂へ
 「京の冬の旅」で非公開文化財の特別公開が行われていますので、1月19日、改元された機会にと、皇室の菩提寺としても知られ「御寺」と呼ばれる「泉涌寺」へ行ってきました。
 特に泉涌寺の塔頭の一つ「雲龍院」を訪ねました。「雲龍院」は後光厳天皇が創建した泉涌寺派別格本山で、本堂では迫力ある双龍神と風神雷神を描いた襖絵が公開されていました。
 また、丸い「悟りの窓」と、四角い「迷いの窓」の書院や、わらじで走る珍しい姿の「大黒天」像なども特別展示されていました。泉涌寺は皇室の位牌を祀る「霊明殿」や、写経道場となっている「龍華殿」もあり、「蓮華の間」には、まるで「雪見格子」のような「切り窓」のある障子が四つ並んであり、それぞれ「春・夏・秋・冬」の景色がのぞき見られる様になっていました。
 泉涌寺の近くに西国33札所の第15番札所の「今熊野観音堂」がありますので、訪ねてみました。ここはあまり人が訪ねてこないようで、静かな雰囲気の中で観音様が祀られていました。
4.四天王寺へ

 四天王寺で1月22日に秘仏の「三面大黒天」が特別公開されると聞いたので行ってきました。「大黒天」は「福徳自在の神通力によって巨富の望みを与え、福徳円満にさせる」と云われています。この「大黒天像」を拝むと御利益があるそうで、毎月1度だけ特定の日に公開されているそうです。
 この日は広い境内にたくさんの「露天店」が拡げられていて、まるで「骨董品」のスーパーかバザーが繰り広がれているようでした。ここにはよくお詣りするのですが、五重塔は遠くから眺めるだけで今までこの塔の上まで登ったことはありませんでした。しかし、この日は偶然にも上まで(無料で)登ることが出来ました。
 これは今日だけなのか、いつでも出来ることなのか判りませんが、五重塔のテッペンから眺める大阪の風景はまた格別でした。

5.岐阜・白川郷へ

 1月24日、藁葺き屋根の上に雪が積もる風景を見たくて「白川郷」へ行ってきました。しかし最近の暖冬傾向のためか白川郷でも雪景色は見られず、せっかく訪ねた「白川郷」でしたが残念でした。
 そこで、白川郷に「合掌造り民家園」と云う野外博物館がありましたので、四季を通じての古民家の姿を楽しむことに致しました。
 私はある民家の中へ入って「いにしえの家具」などを見学したり、「ぜんざい」を戴いたりしたのですが、「囲炉裏」を囲んでその暖かさに触れると、なぜか郷愁のようなものが感じられ昔の生活に思いを馳せました。あまり観光客が訪れていないので、中に入ってゆっくり散策しました。
 民家の上にかかる虹が「田舎風景」を一層郷愁を誘ってくれました。「白川郷」には「明禅寺」と云う「藁葺き」の寺院があり、独特の「鐘楼」がいかにも田舎の風景を演出していました。
 「白川郷」から少し離れた処でも、ライトアップされている「合掌造りの民家」があるそうなので見に行きました。雪景色ではなかったものの、ライトアップされた古民家はひと味違った雰囲気を醸し出していました。

6.飛騨高山へ

 翌日、飛騨高山へ行ってきました。有名な「高山陣屋」は300年の歴史を超えて飛騨の歴史を現代に伝える江戸時代の役所跡なのですが、元禄5(1692)、徳川幕府が飛騨を幕府直轄の領としたのが始まりで、それ以来明治維新に至るまで行政、財政、警察などの政務を行っていた処です。
 お役所、郡代役宅、御蔵等を併せて「高山陣屋」と云われています。時代劇などでよく見られる展示を興味深く見学させて戴きました。
 飛騨高山と云えばなんといっても「朝市」を訪ねない訳には参りません。私が訪れたこの日は「高山陣屋」の前だけが朝市を開催されていたので、ゆっくり見学しました。
 時間的に余裕もあり市内を散策することにしました。JR高山駅の構内には「高山山車」に関するいろいろな展示物があり、ゆっくり見物できました。

7.大阪城梅林
 1月30日、今年は暖冬の影響で梅の花が早く咲くだろうと思ったので少し早いかも知れないが大阪城梅林へ行ってみました。梅林では既に「三部咲き」の状態でした。
 大阪城の入口付近では枯れ葉を集めて「令和二年2020年オリンピック」と描かれているのがありました。2月23日、またまた大阪城梅林へ行ってきました。梅林の梅の花は今がちょうど見頃となっていました。私が大阪城梅林へ来たときは必ず「八重野梅」を探します。
 これは「めしべの先にもう一つ花びらが付いている」珍しい花で、ここの梅林でも数本しかなく、またその木の中でも、「めしべの先にもう一つの花びらが付いている」花は数個しかありません。この梅林を訪ねる人でもこれを知っている人はあまりいなくて、私も数年前にある人から教えてもらったのでした。今年はもう無理かも知れませんが、来年に大阪城梅林を訪ねたときには見つけてみて下さい。広い梅林の中で何処にあるのか探すのもまた楽しいものです。
8.道明寺の梅

 2月2日、そろそろ梅の花が咲いている頃だろうと思って、藤井寺市の道明寺梅林へ行ってみました。道明寺は「菅原道真」の叔母「覚寿尼」が住んでいた処で「道真」とも深い縁がある神社です。
 また、境内には埴輪に貢献があった「土師氏」の「土師神社」もありました。本堂裏には広い梅林があって既に咲いているものやまだまだこれから満開を迎える梅の木などがあって、楽しく散策してきました。梅林は近隣の人達が大切に育てていて、いろいろな人達から寄贈されている木が多く、境内には「お稲荷さん」のお社もありました。

9.2〜4月の鶴見緑地
 新型コロナウイルスの影響でどこへも出かけられなくなりましたので、写真撮影はここしばらくの間、控えていますが、運動不足になり、健康にも良くないので近くの鶴見緑地へ出掛けました。
 2月には河津桜やメジロが餌を求めてやってきている姿を撮りましたが、3月から4月にかけても何度も出かけました。
 4月に入り、緑地の春はサクラが満開で、広い緑地内に植えられている桜がこんなにも多いのかと驚かされます。山のエリアの「風車の丘」には色とりどりのチューリップがきれいに植えられていて、たくさんの人たちが見に来ていました。
 春の緑地では「レンゲ」の花も咲いていました。あらゆるところで春の雰囲気が感じられ、窮屈な生活を強いられている中で、たとえ「ひととき」であってもコロナウイルスの憂鬱を忘れることができました。
10.中之島バラ園
 5月11日、コロナウイルスのために外出自粛を要請されている中、鶴見緑地にはよく出かけていますが、あまり同じ処ばかりでは何の変哲もありませんので、たまには行き先を変えてみようと「中之島バラ園」へ行ってみました。
 たくさんの人たちがバラを観賞にきていました。ここはいろいろな種類のなバラがたくさん咲いていて、「都会のオアシス」として訪れる我々の眼を楽しませてくれます。
11.大阪城
 5月24日、コロナウイルス感染予防のため閉鎖されていた大阪城天守閣が解放されたので早速行ってみました。天守閣に登るためにエレベーターが設置されているのですが、高齢者や身体障害者などは優先的に利用させて頂くことができましたので、乗せて頂くことにしました。
 久しぶりに天守から眺める大阪の景観は、良いお天気のせいもあって遠くまで見渡すことができ、思わずシャッターを切ってきました。写真は北東南西の時計回りで掲載しています。
 「3密」を避けるために1カ所での長時間滞在は遠慮しなければなりませんでしたが、一つ一つの階へエレベーターで降りながら、天守閣の中をゆっくり見学させて頂きました。
 今までは外国人の観光客が多かったので十分に見られなかったのですが、「コロナ」のために外国人の入国が制限されていること、大阪在住者に限定されていることが幸いしたようでした。
12.長居公園の花々
 5月29日、良い天気が続く昨今は家の中に閉じこもっていることもできず、ひと味変えて長居公園へ行ってきました。「バラ園」は最後の花を咲かせるがごとき様子で、おそらく後1週間は持たないでしょう。それでもできるだけ綺麗なバラを撮りたいと必死でシャッターを切ってきました。
 「ダリア園」は既に最盛期が過ぎた様子で、わずかに綺麗な花を見つけて撮ってきました。池に睡蓮が綺麗に咲き誇っていました。
 6月14日、さすがこの時期になるとアジサイは綺麗に咲きそろっていて、訪れる私たちの目を楽しませてくれます。雨上がりのこの日、アジサイの上にしたたる水滴を撮りたいと狙ってみたのですが、なかなかうまく撮れません。子供がシャボン玉で遊んでいる姿は印象的でした。大池の周りには睡蓮とショウブが植えられていて、ちょうど見頃となっていました。
13.6月の鶴見緑地
 6月21日、もうそろそろ鶴見緑地のアジサイが咲いている頃だろうと思って行ってみました。アジサイは見事に咲いていましたが、鶴見緑地ではアジサイの種類や株数が少ないので、さほど見応えはありませんでした。「咲くやこの花館」の前にある池には綺麗なハスとスイレンが咲いていましたのでシャッターを切ってみました。
 風車の丘は「ペチュニア」の花でピンク一色に染まっていました。その横に「ひまわり」も植えてありましたが、まだ苗の状態で、咲くほどにはなっていませんでした。夏になれば見事な「ひまわり」が見られることでしょう。
 
14.7月の天橋立と知恩院
 7月31日、京都北端に「股のぞき」で知られている天橋立へ行ってきました。ここ知恩院はご存じ通り三人寄れば文殊の知恵と言われる「知恵のかみさん」であり、奈良県の「安倍文殊」、山形県の「亀岡文殊」に並ぶ日本三大文殊の一つであって「丹後の切戸文殊」とも呼ばれています。珍しい扇形のお守りが本堂前の松の木にたくさん吊り下げられていました。
 今回、天橋立で「股覗き」することが目的の一つだったのですが、幸いにもお天気に恵まれ絶好の「股のぞき」をすることができました。時間の関係で「瓦投げ」はできませんでしたが、私にとってはまずまずの「橋立紀行」となりました。
 「天橋立ビューランド」へ登るにはモノレールとリフトが設置されているのですが私は足が悪くて杖をついていたためモノレールで登るべきかも知れませんでしたが、モノレールでは遅くなるし、リフトの方が早く登れるので、あえてリフトで登ることにしました。約6分間の空中散歩は快適でした。
15.京都・二瀬川渓流
 暑い夏のある日、京都府福知山市にある「二瀬川渓流」へ行ってみました。この渓流の右岸は「全国歴史の道百選」にも選ばれた参勤交代の石畳道があり左岸は渓流沿いに探勝道がつけられていて、夏にはもってこいの納涼の道となっています。
 ここは国道「綾部大江宮津線」沿いに流れている由良川支流の静かな渓流で、一帯には「鬼の足跡」、「源頼光の腰掛け岩」、「鬼飛岩」「大江山の酒呑童子の里」や天岩戸神社とか元伊勢内宮や元伊勢外宮など歴史的にも由緒ある処ですが、この時期には訪れる人はほとんどいないようで、実に静かな納涼場所でした。
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(坊農 了一)